【箱庭療法】

箱庭療法とは、クライエントが砂の入った箱の中にミニチュアを置くことによって、言葉では伝えきれない自分の内面世界を箱庭で表現し、それを深く体験することによって、症状を消失させたり、対人関係を改善させたりするという狙いを持った療法です。

子供に使用することが多いですが、大人にも使用することがあります。

カウンセラーは、作成された作品からクライエントの深層心理を読み取ることも必要ですが、それだけではなく、クライエントがこの箱庭療法で砂をいじるという作業により、自己の気づきや無意識下で人間が抱える課題を解決したり、具体的に把握することで対処法を見いだしたりすることが大切であると考えています。