【認知療法】

認知療法とは、A.ベックによって提唱された心理療法です。
ベックは抑うつの原因を、あらゆる出来事に対してネガティブに偏った思考をしてしまうことにあると考え、その認知の変容を目指しました。

特に瞬間的に頭をよぎる否定的自動思考に注目し、クライエントが自らの否定的自動思考に気づき、適切な思考に修正できるよう働きかけて行くことです。



【参考文献】
宮川 純『臨床心理士 指定大学院対策 心理学 編』河合塾KALS監修 講談社