【ウォーター ソムリエ(Water Sommelier)】

軟水や硬水といった言葉はよく耳にすると思いますが、地域や国により水に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンには大きな違いがあり、自分が普段飲んでいる水(ウォーター)と違うと、特にアスリート(スポーツ選手)はパフォーマンスを発揮するのに影響してくると思います。

食事管理はもちろんですが、食事を作る際にも水(ウォーター)を使います。日常生活の食事や飲む水(ウォーター)から、既にアスリート(スポーツ選手)は勝負が始まっています。

日本では軟水が一般的で、ヨーロッパや北米では硬水が多く存在します。これは、土壌にも深く関係しており、日本は国土が狭く地層に浸透する時間が短いのに対し、ヨーロッパや北米の大陸では地層に接する時間が長いことが、軟水と硬水を生み出す大きな要因の一つでもあります。

その為、水の硬度によって食文化が違い、肉料理がメインの西欧文化ではミネラルが不足がちになり、ヨーロッパではミネラルを含んだ硬水で不足がちなミネラルを補っています。

私たちは、一般的に身体の60~70%が水(ウォーター)であると言われています。その為、自分に合った水(ウォーター)を選ぶのと同時に、食事に合わせて水(ウォーター)を選ぶ必要があるのではないでしょうか。

そして、常に身体に必要なミネラルのことを意識して、水(ウォーター)を選択する必要があると思います。

水(ウォーター)を制する者は、勝負(試合・ゲーム)を制すると言っても過言ではないでしょう。