日常、我々が生活していると動作に癖が出てくると思います。例えば、右ききであれば右手の方が左手より筋肉や腕の太さなど、左手より太くなったりするでしょう。また、サッカー選手や陸上のトラック競技などの選手は、手より足の方が反射的に反応しやすかったりします。
我々は本来、人間は全てにおいて均一している方が身体全体の動きとしてバランスが取れ、また筋肉の付き方がアンバランスだと怪我や故障の原因に陥りやすいと考えています。
そこで、普段の日常生活から試合までの流れの中で、普段の生活をセット状態と考えます。そして、試合前に行うストレッチやウォーミングアップをアクティブ
コンディショニング(Active Conditioning)と捉え、通常はこのアクティブ コンディショニング(Active Conditioning)の後に、アスリート(スポーツ選手)は試合に臨んでいると思います。
我々は、このアクティブ コンディショニング(Active Conditioning)を行う前に、スタティック コンディショニング(Static
Conditioning)を行い、心身のバランスをまず整えてからストレッチやウォーミングアップと言ったアクティブ コンディショニング(Active
Conditioning)に臨んで頂くことをお薦めしています。
具体的には、体のリンパを中心に「回す」「振る」「揺らす」と言ったスキルを用いて、心身との対話をして頂き、自分の身体を整えることに向き合って頂きたいと思っております。
また、試合後のストレッチや流しの後に、同様にこのスタティック コンディショニング(Static Conditioning)を行って頂き、次の試合に向けて自分の心身の状態をセットして頂けたらと思います。