【性同一性障害】

「性同一性障害」とは、LGBT(性的マイノリティ)の中の一部でLGBT(性的マイノリティ)の人は、13人に1人はこれらの性的マイノリティの当事者と言われています。

L→レズビアン(身体の性、心の性も女性で女性を性愛の対象とする同性愛者)
G→ゲイ(身体の性、心の性も男性で男性を性愛の対象とする同性愛者)
B→バイセクシャル(男女両性を性愛の対象とする両性愛者)
T→トランスジェンダー(身体の性と心の性が一致せず、肉体的にも異性になろうとする人)

と言う言い方をすることが多いかと思います。さらにトランスジェンダーの方にも異性愛者、同性愛者、両性愛者がいますので複雑です。

性的マイノリティにはこれらのほかにトランスジェンダーを性愛の対象とするトラニーチェイサー、男女どちらも性愛の対象としない無性愛者もいます。

オス・メスのような生物学的概念としての性(セックス)に対して、社会や文化の中で後天的に獲得してゆく性を「ジェンダー」と言います。

本人が自分のジェンダーに確信が持てなかったり、反対の性に同一感を持ったりする場合を性同一性障害と言われています。

埼玉医科大学で性転換手術が行われてから、一般にも知られるようになりましたが、必ずしも正しく理解されているとは言えないのが現状です。

多くは幼少の頃から特徴が出始め、小児期は男児が人形遊びを好んだり、女児が荒々しい遊びに興じたりする場合が多いです。

思春期に表れる性同一性障害は、自分の性に不適切感を持ち、異なる性(同一感を持つ性)の服装をする人もいます。

同性愛とは区別されていると思いますが、私が把握する限り、性のあり方には色々とあって良いのではないかと思います。

現実には、「性転換手術」は未だに「タイ王国」に行って行わないといけないと言うのが現状で、「LGBT(性的マイノリティ)」関連で悩んでおられる方が、少しずつ「戸籍変更」などスムーズにできるようなったらと思っております。

わたくしも、市民権を得られるよう「LGBT(性的マイノリティ)」の方たちの生き方に賛同する一人として、ストレートである自分は「ストレート・アライ」として見守って行きたいと思っております。