「いじめ」とは、文部科学省では「当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的苦痛を感じているもの。起こった場所は学校の内外を問わない」と定義づけています。
いじめは、中学校入学による環境変化から中学1年生が最も多いとされ、中1ギャップと呼ばれています。
いじめは、いじめる側、いじめられる側の問題、双方の家庭環境、学校環境、教師の対応など多様な要因で起こり、一義的ではありません。
立場による報告の食い違いも多く見られるため、可能な限り多面的な視点で1つ1つの事実を確認して行くことが必要とされるでしょう。
詳しい内容については、カウンセリングに来られたご家族と、どの様な援助が可能かご相談させて頂きたいと思っております。
【参考文献】
宮川 純『臨床心理士 指定大学院対策 心理学 編』河合塾KALS監修 講談社