「心気症(心気神経症)」とは、自分の健康状態に対して異常なほどのこだわり、些細な身体症状を重大な病気の兆候ではないかと恐れたりします。
あるいは、実際には病気ではなくても病気だと思い込み、その心配や調子や苦痛を他者に執拗に訴えます。
医者に身体病を否定されても安心しないのが、この症状の特徴です。
カウンセリングのアプローチとしては、クライエントさんの「とらわれ」を如何に改善していくか、と言う点になってくると考えております。
【参考文献】
宮川 純『臨床心理士 指定大学院対策 心理学 編』河合塾KALS監修 講談社