【診察中何も話せません】20代前半 ・女性

【質問】

私は2年ほど精神科に通っています。

そこで相談なのですが、私は診察やカウンセリング中に質問に答えることがほとんど出来ません。
「2週間どうだった?」と聴かれた時に「体調良くなかったなぁ」と思っても、いざ話そうとすると何故か無言になってしまいます。
また他人事のように自分の感情がよくわからなくて、答えられない事もあります。

確かに死にたくて仕方なく、勉強も何もかも手につかないのですが、死にたいと思う理由が自分でもよくわかりません。
カウンセリングでも無言なのでこのまま続けるか聴かれたのですが、優柔不断でとりあえず続けています。
カウンセラーさんはきっと「何も話さないのに何で続けてるんだよ」と思っているに違いないです。

本心はカウンセラーさんや先生に会うと、また2週間乗り切ったんだと安心しています。
ですが恥ずかしいのもあり素直に話せません。
答えないと先生も困るのはわかってるのですが、どうしても自己主張が出来ずに毎回後悔しています。

そろそろ見捨てられてしまうのではないかな…
と不安でなりません。

質問が曖昧ですが、頭がぐちゃぐちゃで今後どうしたらいいのか分からなくて本当に困っています。
アドバイス等くださると助かります…

【回答】

まずあなたが何の病で精神科に通い、そしてカウンセリングを受けているのか分からないので、はっきりとした事はお伝え出来ないことをご了承下さい。
精神科に通っているということは、医師から何らかの診断を受け病名がつけられていると思いますが、その病とあなたが死にたいと思うのに何か関係があるように思います。

そして、あなたがカウンセリングで本来の自分を出せないでいるのは、自分を出さないことで何かを守りたいとかカウンセラーとの信頼関係(ラポール)が築けていないからではないでしょうか。

あなたが自分の気持ちを素直に出せないことについて、あなたはカウンセラーに伝えることはできないのでしょうか?
きつい言い方をしますが、本当の気持ちをカウンセラーに出せないのであれば、カウンセリングを続けても意味がないとわたしは思います。
相談者(クライエント)さんとカウンセラーは信頼関係があって、初めて成立します。

またカウンセラーに見捨てられるかについてですが、カウンセラーも基本商売です。
相談者(クライエント)さんがカウンセリングを続けたいと言えば、無理に辞めることはまず無いでしょう。
ここから先はあなたの問題です。

あなたがカウンセリングを受けるにあたって自分のこころをカウンセラーに開くか、それとも開かない方がいいのか…
もしかしたら、それはあなたのカウンセラーに対する問題で、あなたがカウンセラーにこころを開かない方が良いと無意識で判断されている可能性もあります。

人間の無意識は意識に比べてものすごく大きいです。
ひょっとしたら、無意識の中で防衛機制を働かせているのかも知れません。
自分のこころの中にある無意識の声を聴いてみてください。

きっとどうするべきが、こころの中に答えが見つかると思います。
応援しております。