【寂しさとの上手なつきあい方、教えてください】20代前半 ・女性

【質問】

私はいわゆる機能不全家庭で育ち、いじめにも遭って一時期ひどく精神的に不安定でした。私がどうしようもなく深い寂しさを抱えていることには、こうした原因があると思います。仲の良い友達にも、「あなたの寂しさは大きすぎて怖い」と言われたことがあります。

以前から、特に夜などに寂しくて何も手につかないような状況がよくありました。
いつか恵まれた家庭の子が幸せな子供時代に得てきただけの「寂しくなさ」を得ることができたら、解消されるものなんだろうと思っていました。

でもまったく逆で、「寂しくなさ」の経験を積み重ねれば重ねるほど、もっと寂しくなります。寂しいときに欲しいと思うような、楽しいおしゃべりや心のうちをさらけ出す対話、誰かとの肉体的な接触などなど…

そういうことが終わって別れたあと、夜になってからものすごい寂しさに襲われます。
それまで寂しくない状態で満たされていたはずなのに、別れたあとは誰とも会話しなかった日よりもずっと寂しくてつらいのです。

すごい虚無感に襲われて何も手につかなくて、泣きたい気分になったりもします。
それに、こういう「寂しくない」経験をする機会が得られると、麻薬のようにもっともっと欲して、だんだん過剰になってしまいます。

おしゃべりの時間をもっと得ようと、その相手を追いかけまわすような結果になってしまったりして、四六時中その人のことを考えていて別にその相手に恋をしているわけではないのですが、ほとんどストーカーみたいになってしまいそうです。

どうして幸せは別れたあとも続いてくれないのでしょうか。
一体どうしたらこの寂しさと上手につきあって、ほどほどに発散しほどほどに我慢できるようになるのでしょうか。

いつかこの寂しさが満たされる日が来るのでしょうか。

【回答】

あなた過去の経験から、今の幸せは永くは続かずいつか必ず終わりが来るのではないかと思いながら日々の生活を送っているのではないでしょうか。
今幸せに生きているのであれば、それはあなたが掴んだあなた自身の幸せです。

その幸せをもっと大切に感じても良いのではないでしょうか。
おそらく今尚、まだ観ぬ幸せや素敵な幸せがあると追い求めており、それゆえ今の現実に不安や誰かを追い求めてしまうのではないかと思います。

あなたが今幸せを感じ、そして日々の生活において何を大切にし、何のために生きているのか考えてみて下さい。その先に答えが見つかると思います。

応援しております。