【質問】

幼い頃のことが虐待なのか普通のことなのかわかりません。
覚えてるのは父親が自分の性器の写真を携帯で撮影して私に見せつけて、幼い私がそれを面白がって笑っていた。
私の顔に性器を近づけたこともありました。

また、お風呂に一緒に入った際に、性器を父親に洗われました。
しっかり洗わないとダメと言われましたが、痛くて嫌だった。それを母親に言ったら、父親はちゃんと洗わなきゃダメじゃないのかと言ってましたが、母親にゴシゴシするなと言われてからはあまり痛くならなくなりましたが、少し痛かったのを覚えてます。

また、一番覚えてて気持ち悪かったのは父親と乳首の触りあいをしてたこと。
気持ちよくてとしか考えてませんでした。男の人に性欲があるとか知らなかったし…
でも、今思い出すと父親は反応してる感じでした。自分から父親にしてたのでもう気持ち悪い。覚えてるのはこれだけです。

また、小学生の頃に私のファーストキスはお父さんと友達に私がいったら、友達が固まってしまったのを覚えてます。
キスといってもほっぺだった気がしますが…
父親は小学生の頃に離婚したのでもう何年も会ってません。

これは普通ですか？
そして、私は今現在男の人に性的に触られたくありません。
でも、小さい頃から自慰行為をしてしまって、一人の時などほぼずっとしてしまうときがあります。まるで自分が男みたいで嫌です。

【回答】

文面だけでは虐待にあたるのかどうかは判断できかねますが、私は一番大切にして頂きたいのは、あなたが幼い時に父親から受けた行為を「虐待」と認識しているのかいないかです。

仮に、あなたが当時の幼い頃の父親からの行為を不快だったと思っており、今尚それを引きずっているのであれば「虐待」の可能性があります。

しかし、父親からの行為を「虐待」と捉えていなければ、あからさまに「虐待」とは言えないでしょう。
あなたの父親から受けた行為に対する物の捉え方、考え方が全てではないかと思います。
自分が幼い頃の父親との思い出はどうだったでしょうか？

そこに尽きると私は思います。これは、他の人から言われて「虐待」かどうか判断するよりも、自分自身のこころの中に父親に対する思いや感情と言ったある意味、あなたにしか答えが出せない部分です。

あなた自身が今、大人になり父親に対してどういった感情をお持ちでしょうか？
ネガティブな感情が湧いてくるようでしたら、「虐待」までは行かなくても父親との関係性について向き合う必要があるかも知れません。

また、それが原因で男性に触られたくないとしたら、私でしたら２つ改善する為の方法として可能性があります。

１つ目が過去の父親との関係性を見つめ直し、その問題を解決することにより男性との関係性を築けるようにする（原因・原発にアプローチする方法）。

２つ目は父親は特別な存在だっただけで、他の全ての男性が父親と同じではない。そして、あなたはまだ20代でこれから素敵な男性と巡り逢うことだってあるし、父親の行為は仮に今は許せなくても、父親と比較して男性のことを観る事もないし自分を理解し受け止めてくれる男性は必ず現れる。それだけの魅力や素敵な部分があなたにはいっぱいある（ソリューション・フォーカスト・アプローチ的：解決志向型）。

ほとんどの心理カウンセラーさんは1つ目をやられると思いますが、私は2つ目をやってダメだったら1つ目をやるように何時も心がけております（クライエントさんに問題を最初から直視しなさいなんてとても酷で、私は好きではないので）。

また、自慰行為に関しては、父親と因果関係があるのかは良くわかりません。
まずは、「今現在男の人に性的に触られたくありません」の所から解決して行くのが良いのではないでしょうか？