【詩】平成生まれの皆さん

平成生まれの皆さん 最初に生まれたひと逹は
三十路と言う 大きな節目に成りますね

三十歳と聞くと 僕も色々その頃を振り返り
何だか懐かしく そして何を考えていたのだろうと思う

こんな話をすると 僕の年齢がバレそうだけど
そんな僕でも 皆んなは僕を受け入れてくれた

そして相手にしてくれるのだから 其れがとても僕には嬉しい
僕は皆んなの声を頼りに 一生懸命夢中になって

学生時代に成し得なかった 大切な何かを
追い求め続けて 居るのかも知れない

たぶん其れは僕だけで無く 多くのひと逹が
そうなのかも知れなし また学生のひと逹が羨ましくも有る

今の時代 他の子と比べてはみ出した生き方をすると
とても申し訳なく 罪悪感に苛まれるので有るが

其れを埋めてくれたのが 此処にいる仲間であり
また音楽と言う 世代も国境も飛び越えた繋がりだったりもするのだ

僕らは子供の頃の様に 自分に正直になって
本当の気持ちを この場所に打つけることが出来る

そして殺伐とした今の時代 此の場所で音楽を通して
ひとの優しさ 切なさ また嬉しさなどを分かち合い

僕は皆んなの声から 勇気や希望を貰うんだ
だから僕に出来ることを 僕は追い求めて行く

其れは若いひと逹の夢を カタチに出来る世界を創ることだ
その為に僕は今日も 一生懸命に走り続ける

そして次なる時代に向け 此れから生まれてくる
子供たちが夢を描けるような そんな社会にする必要が有る

其れが僕の大きな仕事では無いかと
僕は今 感じているんだよね