【詩】猫の日

今日は2月22日でさ 朝からどんより曇り空だね
こんな日はさ 朝起きるのが億劫なんだよね

だって部屋は寒いし 布団から出たくないからさ
だから僕はさ 目を覚ましてからしばらくね

布団の中でぬくぬくとね 暖かい毛布に包まってさ
時間ギリギリまでね 布団の中でミノムシみたいになってるんだよ

そして僕が布団から出るとさ 家の中に居る僕の猫がね
ちゃっかりコタツの中に潜ってさ 僕の特等席を分捕ってるんだよね

そして我が物顔でね 僕を睨みつけるんだよね
僕は負けじと睨み返す代わりにね 猫じゃらしでね

相棒の機嫌を取ろうとさ 置いてあったタオルを振ったんだよね
そしたらアイツはさ 機嫌を取り直して僕をコタツに招き入れてくれたんだね

そして相棒のことを考えているとさ 今日って“猫の日”だったよね