【詩】新年のひそひそ話し

新年が始まってさ 僕は新年のご挨拶から今年は始まったんだよね
昨年の大晦日を実家で過ごした僕はさ 夜中の零時を迎えると同時にさ

近くの神社に向かってね お稲荷さんを横目に鳥居をくぐってさ
本堂へと進んで行ったんだよ すると既に多くのひと達が参列してね

少し列をなして並んでいたからさ 僕はその列の最後に並んでね
順番に本堂に進んで行くのをさ 待っていたんだよね

お寺の除夜の鐘が遠くで微かにさ 聞こえてくるのがわかってね
多分お寺の方もきっとさ 多くの参拝客で賑わっているんだろうね

そして並んでいた僕はさ ようやく本堂までたどり着いてね
手を合わせて去年のお礼とさ 今年の意気込みなんかもこころの中で誓ってね

二拍一礼とお辞儀をしてさ 神さまと今年最初の対話を交わしたんだよね
どんな会話だったかはさ 僕と神さまだけの秘密だからさ

これは絶対誰にも教えられないよね それに僕のこころを読めるのは神さまだけだからさ
大切に締まっておこうとね 僕は思っているんだね

こうして二千十八年の新年が始まってさ 僕の信念も固まったんだよ