【詩】冬至の当時

最近寒さもひとしおに身にしみてさ 朝起きるのが辛いよね
だから僕は布団と毛布を敷いてさ 朝は毛布にくるまってね

ミノムシみたいに小さく縮こまってさ 布団の中で”ぬくぬく”しているんだよ
そして目覚まし時計が鳴ってもさ 時計を止めてあと三分ね

カップラーメンのようにね 僕は布団の中に包まっているんだよね
でも時々僕はね 三分を過ぎてしまってさ

伸びたラーメンのようにね がっかり感に浸りながらね
しぶしぶ布団から出てさ 急いで洋服に着替えるんだよね

そして僕は思い出したんだね 今日が冬至の日であることをさ
だからスーパーで柚を買いに出掛けてね 今夜僕はゆず湯に入ってさ

何時もより長風呂してね 温まろうと思っているんだよね
そんなことを思いながらさ 冬至の当日のことを考えているんだね

そして今までの冬至の当時のことを振り返ってさ 僕は思い起こしているんだよ