【詩】カラスと夕焼け

最近外はさ ぐっと寒くなって来たよね
そう秋もすっかり深まってさ 太陽さんが沈むのもね

うんと早くなってしまったよね だから僕は外が暗くなる前にね
夕焼け小焼けの帰りのね アナウンスが聴こえたらさ

急いで友達に”さよなら”をしてね 家へと向かって帰るんだよね
途中”カラス”さんもさ 帰れ帰れって僕に向かって”カァーカァー”鳴いてさ

それと同時にさ 西の空では夕日が僕を暖かく見守っているんだよね
もうその頃の太陽さんはさ 西の空から地平線めがけてさ

とても慌ただしくね ”お月さま”と入れ替わろうとしているんだね
そして僕が家路に着いて少しするとさ もう太陽さんはね

地球の裏側に向かってさ 行ってしまったんだよね
そのあと僕は家のお風呂に浸かってさ 外を観るとね

今度は”お月さま”がね にっこり微笑んでいるんだよ
何だか秋の空はさ とても慌ただしいよね

それに”お日さま”と”お月さま”がさ かけっこしているみたいだね
だから僕もさ 友達と公園でかけっこしたことを思いながらさ

布団の中に入ったんだよね そしたら夢の中でね
僕は”お日さま”と”お月さま”とでさ かけっこしたんだよ

夢ってさ 面白いよね