【詩】カンナの南下

恕の精神を貫くならば 孔子の儒学を学ぶべし
また仁を尽くすのであらば 同胞を増やすべし

思いやるこころと 同情は必ずしも同じべからず
こころあるならば 一時の同情は蔑みにもなりえる

志には見返りはない 自分自身の意志の中にある
強い想いが波紋となり それは木霊となって響き渡る

もし挫けそうになったら 天を見上げて泣くがいい
お天道様とお月様が こころの雨を癒してくれる

僕は風の又三郎 風が吹いたらその時だけやってくる
そして風が止んだのならば 僕は何処かにいなくなる

墨子の教えは兼愛で 全てのひとに分け隔てなく
全てのひとを愛しなさい それには身分や地位は関係ない

そこには兼愛と言う 自己犠牲の伴う博愛があるのだから