昨日はさ 僕の誕生日だったんだよね
だから家族がね 僕の誕生日を祝ってくれたんだよ
僕にはさ ふたりの子供がいるんだね
そして子供たちからさ お祝いの言葉を貰ったんだよね
普段はさ 子供からお祝いの言葉なんて聴くことが無いけどさ
この日はね ”おめでとう”ってさ
何気ない言葉がさ 僕には嬉しく感じたんだね
普段僕たちはさ 何気なく生活しているよね
そして年を重ねるに連れてさ この何気ない一言がさ
僕にはとてもね 嬉しかったんだよね
それと同時にさ またひとつ僕は年を重ねて行くんだね
人生と言う長いレールを走っているようでもさ 僕たちは何度も途中下車しているよね
それは時には脱線しないようにさ 注意しながら徐行運転したりさ
一度立ち止まってさ そして急ブレーキを掛ける時もあるかも知れない
でも僕たちは前に進むために引かれたレールの上をさ 自分のペースで進んで行くと僕は思うんだ
途中険しい上り坂や下り坂があるかも知れない でも僕たちは協力して進んで行くはずだ
そして年を取りさ レールの上を走れなくなったら歩いてさ
今度は歩けなくなったらさ 次の世代にバトンを渡して行くと僕は思うんだよね
そうやってさ 僕たちは次の世代に道を譲って行くと思うんだよね
そして子供たちがどんなレールを走るかはさ 僕は見守ることになるんだろう
こうして僕はまたひとつ年を重ねて 自分のレールを進んでいるんだよ