【詩】しとしと雨ちゃぷちゃぷ雨

先日からね 台風が近づいて来たよね
そう台風18号の影響でさ 雨がしとしと降って来たね

そしてさ 明日には風も強くなるのだろうか
せっかくの三連休がさ 台風によって台無しだよね

僕は家でおとなしくさ この三連休をやり過ごすんだよ
そしてね 明日の”敬老の日”を迎えるんだよね

僕は両親と一緒にね 住まわせて貰っているからね
少し肩身が狭いんだよね それにいい年になってもさ

僕は何時までもさ 親からしたら子供扱いだしね
だから僕はさ 何時も自分の家が欲しいと思っているんだよね

僕はあまりひと付き合いが得意じゃないしさ 自分の時間に没頭してしまうタイプなんだよね
だから僕はね 家族とも少し距離を置いてさ

自分の部屋でひとりね ”ぼーっと”して色んなこと考えてしまうんだよね
時には考え過ぎてさ 朝まで眠れないこともあるんだよ

何をそんなに考えているかと言うとね それは答えの出ない問題についてなんだよね
例えばさ どうしたら”世界の平和”が実現できるだろうかとかね

そう言ったことをさ 僕は真剣に考えてしまうんだよね
たぶん僕は少し変わったタイプでさ そう言う人間なのかも知れない

自分のことも大切かも知れないけどね それよりも世界のことやさ
人類のことをね どうしたら幸せにできるのかさ

そんなことばかり考えてしまうからね だから家族には迷惑ばかり掛けてしまってさ
僕は何も家族にね 幸せや恩返しをしてあげられていないんだろう

家族を幸せに出来ない人間がさ 世の中のひと達を幸せに出来るのかってね
そう言われてしまうとね 僕は何も言い返すことが出来ないけどさ

でも僕は世の中を善くしたらね この世の中で暮らす自分たちもさ
幸せになるんじゃないだろうかってね そう信じているんだよね

だから僕は社会のことや世界のことをね 真剣に考えてしまうんだよね
そして今日もさ ちゃぷちゃぷと降る雨音を聴いてね

僕は自分の出来ることをね 探しているんだよ
それが何時か芽を吹いてさ 素敵な花を咲かせることが出来るとね

僕はきっとそう 信じているからなんだよ