【詩】体育の日だったね

連休明けの今日はさ 朝からとても天気がよくてさ
蒸し暑いぐらいになってね 夏の戻りっていうやつだろうか

そう言えば今日はね 昔は体育の日で休日だったよね
この日ってさ 何故か晴れの日が多いんだよね

それにこの日は昔さ 東京オリンピックがあった日でもあるんだよね
だから十月十日をさ 体育の日にしたんだろうね

そして再び三年後にさ 東京オリンピック・パラリンピックがさ
東京で開催されるよね 皆んなオリンピックに向けてさ

一生懸命準備をね 進めているんだろうね
でも僕が大切にして欲しいのはさ オリンピックが終わった後なんだよね

だってさ 東京には問題がたくさんあるもんね
それは子育ての問題だったりさ 福祉の問題だったりするよね

それにオリンピック会場のさ その後の使い道もそうだよね
僕たちはさ もっとこの問題について考えて行かなければならないよね

だってさ 僕たちの街のことなんだからさ
そしてこれから生まれてくる子供たちがさ 夢や希望の持てる街にして行く必要があるよね

それには僕たち一人ひとりがさ 真剣に考えていかなければならないよね
だって僕たちの未来はさ 今の子供たちやこれから生まれてくる子供たちに託されているのだから

そうやって僕たちはさ 命のリレーと言うバトンを繋いでいく必要がさ
僕はあるんじゃないかとね 思っているんだよね

そしてその命のバトンがさ 僕たちの未来を切り拓いて行くと僕は思うからさ

【詩】運動会の夜

今日は朝からね 関東地方は雨が降り続いているよね
そう今日はさ 小学六年生の娘の最後の運動会だったんだよ

でもさ 雨が朝から降り続いているからさ
昨日の夜にね 明日は中止だって言う連絡がさ

我が家にもさ 届いたんだよね
だから今日はさ ちょっと残念な一日になってしまったんだよね

僕は娘のさ 小学校の最後の運動会をね
こころ待ちにしてさ スタンバイしていたんだよね

それはさ カメラやビデオの準備だったりさ
運動会の席のね 場所取りだったりするんだよね

でも今日は雨のせいでさ 僕は肩透かしをくらってしまったんだよね
そして明日の順延に向けてさ 気持ちを切り替えているんだよね

なんだか娘よりさ 僕の方がドギマギしてさ
明日の大一番の勝負にさ 僕は望むんだよね

だってさ 運動会で娘が頑張る姿をね
僕はちゃんとこころにさ 納めておく必要があるからね

そして娘の勇姿をね 僕は戦利品として家族に自慢できるからさ
そんな娘の小学校最後の運動会がね 明日行われるんだよね

勝っても負けても勝負は時の運とも言うからさ 自分の全力を出してさ
明日の運動会にね 僕は望んで欲しいと思っているんだよね

そんな親馬鹿な父親からのエールでした

【詩】日向ぼっこ

秋の日差しをいっぱい受けてね 僕は日向ぼっこをしているんだよ
だって太陽さんがね 雲に隠れてしまうとさ

急に気温が下がってね 少し肌寒くなってしまうからなんだよ
だから僕はさ おひさまが照りつけている間にね

太陽の日差しをいっぱい浴びてさ 熱を充電しているんだよ
そして建物の影にさ 隠れてしまわないようにね

おひさま目掛けてさ 大きく背伸びをするんだよね
だって太陽の日差しをさ いっぱい浴びたいからさ

だから僕はね 日差しを浴びた後にね
猫のように丸くなってね 熱を逃がさないようにするんだよね

だからさ おひさまの照りつける日にはね
外に出てさ 太陽の日差しをいっぱい浴びるんだよね

僕たちってさ 太陽さんがいるおかげでさ
こんなにもね 暖かい空間を貰っているんだよね

だからさ 僕たちはおひさまにね
感謝しないとさ いけないよね

そしてこれから秋や冬に向けてさ 太陽さんが照りつける時間をね
大切にしてさ 布団を干したり洗濯物を干したりするんだよね

太陽さんの力ってさ とってもすごいよね
僕たちもさ 太陽さんのようにね

暖かく見守ることのね 出来るひとになりたいよね

【詩】秋風吹いて

今朝起きてね 窓を開けたらとても風が爽やかだったんだよね
だから僕はさ 思いっきり外の空気を吸ってさ

お腹の中いっぱいになるまでね 深呼吸してみたんだよね
そしたらさ とても清々しい気持ちになってさ

なんだか早起きしたのがさ とても嬉しい気持ちで満たされて行ったんだよね
それにさ ”早起きは三文の徳”って言うしさ

僕はなんだかそれを今さ 実感していることに気づいたんだよね
そして嬉しくなってさ 朝食を食べていたんだよね

なんだか何時もよりゆっくりとね 時間を過ごすことが出来たんだよね
僕はとても得をした気持ちになってさ 朝から鼻歌も出てきてさ

出掛ける準備にさ 取り掛かったんだよね
そしてさ 何時もより足取りも軽やかにさ

仕事へと向かったんだよね そして僕が通勤する途中歩いているとね
犬の散歩をするひとやさ 同じ帽子をかぶった小学生たちがさ

元気よく挨拶してさ とてもにこやかな表情で会話していたんだよね
だから僕もさ それに釣られてついついさ

顔がほころんでいたんだよね そして顔を上にあげてさ
僕は秋の気配をさ 感じていたんだよね

そしたらね 風が一瞬だけ”ヒューッ”と吹いてね
秋風吹いたんだよね 僕は”北風小僧の寒太郎”ってね

こころの中でさ 叫んだんだよね
そしたらさ すぐに風は止んでしまったんだよね

やっぱりさっきのはさ ”北風小僧の寒太郎”の仕業だよね

【詩】雨ニモマケズ 雪ニモマケズ

雨ニモマケズ 雪ニモマケズ
風ノ強イ木枯ニモ 夏ノ暑イ日射ニモ

強イ意志ヲモッテ 広イ心ヲモッテ 丈夫ナ身体ヲモッテ
慾ハナク 決シテ瞋ラズ 中道ニシテ

自分ヲ愛シテクレル 大切ナ家族ヲオモッテ
自分ヲ愛シテクレル 大切ナ友人ヲオモッテ

身体ノ病ヲオモイヤリ 心ノ病ヲイタワリ

先輩ヲオモイヤリ 後輩ヲオモイヤリ
他人ヲオモイヤリ 社会ヲオモイヤリ

他人ヨリヒカエメニ 家族ヨリヒカエメニ
身体傷ツイタラカンビョウシ 心傷ツイタラハゲマシ

自分ノコトヨリ 愛スル家族ニ
自分ノコトヨリ 愛スル友人ニ

僕ハ弱虫ダケド 僕ハ不器用ダケド

必要トシテクレル 友人ガイルナラ
必要トシテクレル 社会ガアルナラ

傍ニイルダケデ 君ノ為ニナルナラ
傍ニイルダケデ 君ヲ励マスコトガデキルナラ

東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ

西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニマタサブロウトヨバレ

ホメラレモセズ
クニモサレズ

サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

【詩】敬老の日という日を迎えて

今年も”敬老の日”がやって来たね 僕は亡くなったさ
おじいちゃん おばあちゃんをね 想い起こすんだよね

そして僕は仏壇を祀ってあるさ 部屋に行ってね
仏さまとご先祖さまにね 日頃の感謝をさ

僕は眼を閉じてさ 伝えたんだよね
僕のおじいちゃんと おばあちゃんはね

僕がまだ小学生の頃にね いろいろと面倒をみて貰ったんだよね
僕の父親は僕が小学生の頃にね 単身赴任だったからさ

だからしばらくの間はさ 母親だけの女手ひとつでね
育てられたんだよね 僕は男三人兄弟だったからさ

近くに住んでいたね おじいちゃん おばあちゃんにね
いろいろと面倒をさ   見て貰ったんだよね

そしておじいちゃんとはさ 動物園や工場見学なんかにもね
行った記憶がさ あるんだよね

そしておばあちゃんとはね おばあちゃんがやっているさ
文房具店で漫画を読ませて貰ったりね 文房具を分けてくれたりしてね

いろんなことを教えてくれてさ お店に置いてある自動販売機のね
ジュースをご馳走してくれたりもさ 僕たち兄弟にしてくれたんだよね

そんなおじいちゃん おばあちゃんもさ
年齢を重ねてさ 次第に小さく弱い存在になって行ったよね

そしてそのぶん僕はさ 大きくなり成長したよね
そんな僕が故郷の尾張の國を離れてさ 東京に住むようになってからはさ

疎遠になってしまったよね そして僕が社会人になりさ
すぐにおじいちゃんはさ 眠るように逝ってしまったね

僕はそのとき初めてさ おじいちゃんの静かな亡骸を観たんだよ
それはとても幸せそうなさ 表情をしていたよね

しかしおばあちゃんの死に目にはさ 僕は立ち会うことが出来なかったんだよね
今こうして振り返るとね 僕はおばあちゃんに申し訳ない気持ちがあるんだよ

そして今をこうしてさ 僕は生きている
僕が今あるのはさ 両親やおじいちゃん おばあちゃんがあったからなんだよ

僕はこのことをしっかりと受け止めてさ おじいちゃん おばあちゃんにね
感謝する必要があると思っているんだよ

そしておじいちゃん おばあちゃんがさ しっかりと生きてくれたおかげでさ
僕はこうして今をしっかり生きることがさ 出来るんじゃないだろうか

だから僕はね おじいちゃん おばあちゃんに恥じないよう
これから先もさ しっかりとした生き方をして行く必要があると思っているんだよね

そしてそれを子供たちへとさ 繋げて行く必要があると思っているんだよ

【詩】しとしと雨ちゃぷちゃぷ雨

先日からね 台風が近づいて来たよね
そう台風18号の影響でさ 雨がしとしと降って来たね

そしてさ 明日には風も強くなるのだろうか
せっかくの三連休がさ 台風によって台無しだよね

僕は家でおとなしくさ この三連休をやり過ごすんだよ
そしてね 明日の”敬老の日”を迎えるんだよね

僕は両親と一緒にね 住まわせて貰っているからね
少し肩身が狭いんだよね それにいい年になってもさ

僕は何時までもさ 親からしたら子供扱いだしね
だから僕はさ 何時も自分の家が欲しいと思っているんだよね

僕はあまりひと付き合いが得意じゃないしさ 自分の時間に没頭してしまうタイプなんだよね
だから僕はね 家族とも少し距離を置いてさ

自分の部屋でひとりね ”ぼーっと”して色んなこと考えてしまうんだよね
時には考え過ぎてさ 朝まで眠れないこともあるんだよ

何をそんなに考えているかと言うとね それは答えの出ない問題についてなんだよね
例えばさ どうしたら”世界の平和”が実現できるだろうかとかね

そう言ったことをさ 僕は真剣に考えてしまうんだよね
たぶん僕は少し変わったタイプでさ そう言う人間なのかも知れない

自分のことも大切かも知れないけどね それよりも世界のことやさ
人類のことをね どうしたら幸せにできるのかさ

そんなことばかり考えてしまうからね だから家族には迷惑ばかり掛けてしまってさ
僕は何も家族にね 幸せや恩返しをしてあげられていないんだろう

家族を幸せに出来ない人間がさ 世の中のひと達を幸せに出来るのかってね
そう言われてしまうとね 僕は何も言い返すことが出来ないけどさ

でも僕は世の中を善くしたらね この世の中で暮らす自分たちもさ
幸せになるんじゃないだろうかってね そう信じているんだよね

だから僕は社会のことや世界のことをね 真剣に考えてしまうんだよね
そして今日もさ ちゃぷちゃぷと降る雨音を聴いてね

僕は自分の出来ることをね 探しているんだよ
それが何時か芽を吹いてさ 素敵な花を咲かせることが出来るとね

僕はきっとそう 信じているからなんだよ