今日は朝から雨が燦々と降っていたね 僕は家の中で静かな朝を迎えたんだよ
今日は何の日だか 皆んな知っているのだろうか
そう終戦記念日だよね 僕は午前中の仕事を終えて
テレビのニュースを 付けてみてんだよ
そしたらね テレビからさ
終戦記念日追悼式が 行われているのを観ることが出来たんだ
そして今年で 戦後七十二年目を迎えることになるんだと言うことがわかったんだ
僕は今の世界情勢のことを いろいろと考えてみたんだよ
そしてね 今の世界は七十二年前よりさ
いい世の中になっていると 言えるだろうか
僕は今のこの平和を 日本国民は当たり前だと思っているんじゃないだろうか
僕は平和とは 誰かから与えられるものではなく
自分達の手で 創っていくものだと思うんだよね
そしてこうしている間にも 世界では戦争が絶えることはない
人間は自分の欲望の渦に飲み込まれ あたかも世界を自分達中心で
回っているように 勘違いしているひと達が多いのではないだろうか
そしてそれは あたかも正義であるかのような主義主張のもと
他の民族 他の宗教 他の国のひと達を認めないと言う
原理原則のもと 相手を支配しようと 躍起になって主張している
僕たちは地球と言う同じ惑星に乗って そして一緒になって暮らしている
しかし多くの指導者と呼ばれるひと達は そんなことなど気にせず
自分達のことだけしか考えず 自分達の国さえ幸せになれば
なんでもしても構わないと言うことを 主張しているように感じてならない
それが結局は戦争を引き起こし 敵国や味方国など関係なく
お互いが苦しい想いや 辛い思いをするのだ
そこには正義など存在しない あるのは憎悪に満ち溢れた欲望のみで
何時も苦しい想いや 辛い思いをするのは
子供や女性といった 弱いひと達だ
そしてそれは原爆投下された 広島や長崎から学ばなければならない
原爆投下を正当化して言う外国人もいる しかし日本人の多くは
この辛い経験を共感し 決して二度とこのような惨事を招いてはいけないと
誰しもが思い願っているに違いない しかし日本海側の国では
現実にミサイルや核爆弾の実験を行い その脅威に対抗するため
日本も軍事的な動きを始めている そこには正義はない
そして日本がやるべきことは 自分達の国は自分達で守ると言う
一人ひとりの国民の意識だと 僕は思うんだよね
だからその為には まず外交努力をする必要がある
そして 自分達で国を守ると言う 意識が必要ではないだろうか
その意識があって初めて 国の安全と平和はもたらされると
僕は思っているんだよね 今からでも遅くはない
日本国民が一人ひとり この問題について
考えて行く必要があると 僕は思っているんだよ
そして世界平和のために 自分にできることを探してみてはどうかな