【詩】紫陽花

梅雨の晴れ間の今日はね 朝から少し公園に出掛けてみたんだよ
この時期になるとさ 紫陽花の花が綺麗に咲いているよね

僕は紫陽花の花を観て思うんだ どうして紫陽花の花はさ
いろんな色を咲かせるんだろう

白い紫陽花 黄色い紫陽花 青い紫陽花 ピンクの紫陽花 紫の紫陽花
どれも個性に満ち溢れていて 僕の瞳を楽しませてくれる

紫陽花の花の色はね 土壌に関係していると言われているんだよ
それはね 酸性の土壌っだたりね アルカリ性の土壌だったりするんだよ

僕たちも同じことが言えるんじゃないだろうか それは育ってきた環境だったりさ 親から受け継いで来たものだったりね
自分では気づいていなくても それは自分の血となり肉となってさ

紫陽花のようにね 成長して自分の花を咲かせるんじゃないかと僕は思うんだよね
そして紫陽花の花を咲かせるには たくさんの水分が必要なんだよね

僕たちも紫陽花と同じように いろんな水分を吸収してさ
自分なりの色の大輪をね 咲かせるんじゃないだろうか

紫陽花にも花言葉がある どれも花の色によって意味が違う
それは僕たちと同じで どんな自分の花の色を咲かせるかによって違うという意味じゃないだろうか

ひとそれぞれ違っていい 自分の色を出してしっかり根を張ってさ
紫陽花のようにいろんな水分を吸収してね 自分の花を咲かせてみてごらん

そうすると きっと素敵な色の花が咲くと思うから