【詩】母の日

昨日は”母の日”だったよね 子供達と一緒に僕はカレーを作ったんだよ
子供達は人参 じゃがいも 玉ねぎ そしてお肉なんかを用意してね

僕はそのカレーを作るのにね 子供達に任せて見守っていたんだよ
だって君たちのお母さんが 君たちにとっての”母の日”なのだからさ

だから僕は君たちが中心になってね カレーを作るのを手伝ったんだよ
僕はと言うと 自分の母親に気持ちをプレゼントしたんだね

何をプレゼントしたかは 恥ずかしいから黙っておこう
気持ちが伝われば それだけで十分じゃないだろうか

そして子供達は一生懸命に カレーを作ったんだよ
最初にお肉を炒めてさ そして人参 じゃがい 玉ねぎと順番にね

お水を入れて煮込んだら 野菜に火を通しあくを取ってね
そして火を止めカレーのルーをね 入れたんだよ

そうするとあっという間にね カレーのルーが溶けていったんだ
たちまち美味しいカレーの匂いがさ 部屋中に広がったんだよね

今夜の夕食はね もちろん子供達が作ったカレーライスだよ
でもね 僕は出かける予定があったからね まだそのカレーライスを食べていないんだよ

そのカレーはまだ残っている だから今日のお昼ご飯にカレーライスを僕は食べよう
そして子供達が作ったカレーはね どんな味がするんだろう

僕は君たちが作ったカレーライスをね 食べるのを楽しみにしているんだよ
きっと君たちのスパイスが効いた カレーライスなんだろうね

今からどんな味がするか 楽しみにしているよ