【詩】いたわり ねぎらい

僕は今まで 両親から”いたわり”の言葉をかけてもらったことが無いと思う
家族からも ”ねぎらい”の言葉をもらった事が無いように感じる

だから僕はカウンセラーに必要な ”いたわり”と”ねぎらい”が欠けているんだと思う
その事に気づかせてくれたのは カウンセリングの先生なんだよ

僕は生まれた時から 本当に親に愛されているのか何度も考えたことがあるんだ
僕が病になったとき ”いたわり”の言葉をもらったことがあっただろうか

僕はいつも孤独で ひとり強がりを演じていたのかも知れない
だから他のひとに どう”いたわり”を表現したらいいのかわからない時がある

僕は絵画で賞を取った時も 確か”ねぎらい”の言葉は無かったような気がする
そして今も 家族や両親から”いたわり”や”ねぎらい”の言葉が欲しくて頑張っているのかも知れない

僕は一生 家族や両親から認めてもらうことは無いかも知れない
しかし僕はカウンセラーとして クライエントさんには精一杯の”いたわり”と”ねぎらい”ができるよう

自分が貰えなかった愛情を 注いであげたいと思うんだ