【詩】お父さんの背中

昨日の夜 子ども達は塾へ出かけたんだ
夕方 ご飯を食べてから出かけたんだよ

学校から帰ってきて 塾の宿題をやっていたよね
最近の塾は 個別指導みたいだね

僕は小学生の頃 クラスでいちばん漢字が書けないと言われたんだ
国語は僕にとって 苦手科目だったんだよ

でもね大人になって 僕は文章を書くことが好きになったんだ
だって自分を知ってもらうには どんな形でも伝える必要があるからさ

僕は話すのは 好きなわけではない
伝える必要があるときだけ 言葉で表現すればいいと思っているんだ

それには口に出して伝えるのと 文章にして伝える方法があるよね
でも僕は 背中で伝えて行く必要もあると思うんだ

とても難しいけど この方法がいちばん伝わると思うから
だから僕は この先も子ども達に父親の背中で伝えて行こうと思っているんだ

きっと子ども達は お父さんの背中で何かを感じてくれると思うから