【詩】せっかちなオカン

オカンは昔からせっかちだ 優柔不断な幼いわたしを
オカンは何時も 世話を焼いていたから

わたしが進学決めるとき オカンはいろいろ言ってたね
わたしは”のんき”な性格で あまり協調性が無いかもしれない

そんなわたしを心配して オカンは今でもわたしを子ども扱い
せっかちなオカンは わたしの将来を心配したのかな

でもね 自分でしっかり歩いているからさ
いつまでも 心配しなくて大丈夫だからさ

オカンに褒められたことあったかな たぶん一度もないかも知れない
わたしはオカンの中で 永遠に子どもなのだから

別に褒められたくはない ただ認めて貰いたいだけなのかも
そんなオカンももう七十歳 そろそろ認めてもらえるよう

自分の道を貫きたい