【詩】君が奏でるピアノ

いま僕が部屋で仕事をしていると 君の奏でるピアノが聴こえる
君はいつからピアノを弾き始めたろう そう小学三年生からだね

最初はどんな曲だったかな ぎこちないピアノタッチで
そんな君は今では素敵な音を 奏でてくれるね

時にはこころ揺さぶるような 時にはこころ軽やかに
そんな音を生で聴けるなんて お父さんは贅沢ものだ

君の将来の夢はなんだろう ピアニストにはならないだろなぁ
いつまでピアノを続けるのかな そんな君は小学五年生

お父さんは君のピアノの大ファンだよ でももし君がやめたなら
それは君の選んだ道 お父さんは君の行きたい道を応援するよ

それまでしばらく お父さんは君のピアノの音色を楽しもう
君がピアノを卒業するころ お父さんは何してるかな

君のピアノが大好きなお父さんより