【津久井やまゆり園の事件について②】

最後に、「津久井やまゆり園」での今回の事件で、「障害者」「精神障害者」について考える良いきっかけを植松 聖容疑者は提起してくれたことは間違いない。

表向きは「障害者」「精神障害者」などについて、みんな差別など無いと言うかも知れないが、
こころの中では本当はどう思っているかなど計り知れないし、詭弁を言っている可能性もある。

精神鑑定で、精神科医が彼の精神状態を推し量るなど、到底無理であろう。
なぜなら、精神科医が患者側になって精神病院に入院したことなどないからだ。

少なくとも、わたしは2回精神病院に入院したことがあるが、わたしだって彼のことを全て理解することなど到底できない。

「障害者」「精神障害者」などが、今の社会で社会復帰するのは並大抵ではない。
それは、年齢が上がれば上がるほど難しく、生活保護を受給して生計を立てている人が多い現実を、上の人間は放置してきたのが現実だ。

社会全体が今回の事件で、「精神障害者」などを排除するような動きを取れば、ますますこのような悲惨な惨事が起こりかねない。
作業所などへの嫌がらせが起こらないことを、心からお祈り致します。

~この件は、ここまで~