ブログのプロフィールの紹介で、スピリチュアルケアカウンセラー(心理カウンセラー)としてやっていく際に、わたくしの『軸』が定まったとお伝えしましたが、今回それについてお伝えしたいと思います。
2016年4月1日より、スピリチュアルケアカウンセラー(心理カウンセラー)としてやっていこうと決意したのは、自分の中に『軸』が定まったからです。
自分のやってきた(学んできた)ことの自信と、何を大切にスピリチュアルケアカウンセラー(心理カウンセラー)としてやっていくか・・・
と言うことが、定まりました。
それは私の場合、『枠』です。
『枠』とはカウンセリングを行う際、クライエントさんにカウンセリングを行う「時間」であったり、クライエントさんから頂く「お金」だったりします。
「時間」で言うと、クライエントさんがカウンセリングを受けられる時間が人それぞれあると思うのです。
その『枠』(時間)があるからこそ作られる「構造」があり、限られた『枠』(時間)の中でどう組み立ててカウンセリングを行っていくべきかと言う「構造」があります。
「お金」についても同様に、クライエントさんが出せる『枠』(お金)があると思います。
その『枠』(お金)の中で、いかに「構造」を作るかを大切にしたいと思っております。
そう言った『軸』となる物が自分の中に定まったので、4月1日よりスピリチュアルケアカウンセラー(心理カウンセラー)としてやって行こうと決意しました。
わたしにとって、この『軸』となる『枠』こそがカウンセリングにおいて、大切にしたい部分であります。
そしてクライエントさんが、例えば「パニック障害」で電車に乗ることが出来ないとした場合に、電車で「目的地」まで移動できる様になれば良いのか、また電車に「乗れる」ところまでで大丈夫なのか、それはクライエントさんが決める『枠』です。
ですので、最初のコントラクトでクライエントさんの目指す「目的地(ゴール)」(枠)をクライエントさんに決めてもらい、カウンセラーはその『枠』の中で、いかに「構造」(組み立て)を行うかという、「アセスメント」を総合的に行います。
その際、クライエントさんの目指す「方向性」が変われば、再度、リ(再)・コントラクトを取り、もう一度「アセスメント」を構築する必要が出てくると私は思います。
「エビデンス」も必要かも知れませんが、問題の「根拠」「証拠」を探るのは、必ずしも自分は「必要ではない」と思っています。クライエントさんの問題の「根拠」や「証拠」がわかったとしても、必ずしも「解決策」が見つかるとは限らないと思いますので・・・
その辺のアプローチの仕方は、「ドクター」と「カウンセラー」では「立ち位置」が大きく違う点だとわたしは思います。
もちろん『一致(自己一致)』『無条件の肯定的関心、受容』『共感的理解』は、当然あっての話しですが…