【わたくしがどうして心理カウンセラーになったか?】

まず、わたくしは大学を1996年、ちょうど阪神・淡路大震災があった今から20年前に大学を卒業して、とある理化学メーカーに、開発部門(電気・電子設計)として就職しました。

その勤め先で、部署の変更等で、情報システム部門や開発部門を経験したのですが、2001年に部署ががらっと変わり、また結婚、引越しも重なったせいもあり、「うつ病」を発症しました。

そんな中でも、自分はダメ人間だと思いつつ、5年ぐらいは、有給や休職、欠勤しながら勤めました。
そのとき、自分は本当に「生きてていいのか・・・」と何度も思いました。

欠勤が続き、やむなく会社からは「自主退職」ではなく「会社都合」として配慮頂き、「退職」することになりました。
(確か2005年頃)

その後通院する中で、「うつ病」から「双極性障害」と診断されるようになりました。
(こういうケースは、良くあることです。)

細かい話ですが、「双極性障害」でも、I型、II型があり、わたしの場合はI型でした。I型は、躁状態(ハイテンション・高揚状態)の時と、うつ状態の時があります。

うつ状態の時に、わたしは2週間ぐらい寝込みました。また、躁状態の時には人に迷惑をかけたり、攻撃的になったり、買い物依存性になったりもします。

わたしも2回程、精神病院の閉鎖病棟に入院しました。1回目は躁状態で、2回目はうつ状態で、確か共に1ヶ月ぐらいでした。
また、自殺企図も経験しました。

そんな中で、だいぶ状態も落ち着き始めた2013年に、とあるセミナーをきっかけに「一般財団法人 尚徳学園」と言うところで「人間学」を学び、「人格(人間性)」を磨く勉強をしました。

それは、教わるものではなく「自分を探求」する学問です。
その為には、「哲学」「スピリチュアルケア」「心理学」を中心としたことを学びました。
(スピリチュアルケアについては、Wikipediaでお調べください。)

そして、その学びの中で「学問」を「実践」に生かす為に、「心理学」をより深く勉強しました。
最初は、大学院に行って「臨床心理士」になるための勉強をしていました。

しかし、大学院に行くためには、まず大学院の試験に合格する必要があります。
また、大学院に2年行った後に「臨床心理士」の試験に合格する必要があります。

わたしの年齢は既に40歳を超えており、また結婚して2人の子供もいます。
「臨床心理士」になる為に、2年という年月と、お金をかける価値が果たしてあるか…?
と考えました。

そして私の出した答えは、大学院に行くのはあくまでも「心理カウンセラー」になるための手段にすぎないという答えです。
ですので、わたしは実践の学べる心理カウンセラーの専門学校に行きました。
そして、民間資格もとりました。

また、一番おおきかったのは、心理カウンセラーとしての「軸」が定まったからです。
(「軸」については、ブログでお伝えしております。)

わたしが自分自身の病と向き合うために、最初は「心理学」を勉強し、そしてわたしの経験を活かしたいというところでしょうか?

但し、わたしの経験を押し売りするつもりは、もちろんありません。