【声劇】カタオモイの詩♪

【声劇台本】カタオモイの詩♪

《自分でやってみましたので、ご参考にどうぞ》

【以下台本】

《カタオモイ》

「君には好きな人がいるってことは、知ってます」
「でも …」「会いたいって気づいてよ 」

「こんなに大好き…」「ですな…」
「貴方の傍にいたい」「静かに…」

「言葉と風に吹かれながら」
「ときどき横目で見つめて…」

「彼女がいる貴方が大好き」
「そんな私はバカです、か…?」

「なら、私は一生バカなままでいいです…」

「貴方のことが大好きです」「だから尽くしたい 」
「でもね、君しか見えない私って…」

「君にとっては、要らない子…」
「君にとっては、要らない子…」
「君にとっては、要らない子…」

「になんてさせないから…」

【声劇】Secret base〜君がくれたもの〜♪

【声劇台本】Secret base〜君がくれたもの〜♪

《自分でやってみましたので、ご参考にどうぞ》

【以下台本】

《Secret base〜君がくれたもの〜》

「もうすぐ夏休みが終わり」
「二学期が始まろうとしている」

「僕は君と過ごした、学生時代を思い起こす」
「君は僕の通う、同じ学校に転校して来たよね」

「そして同じクラスになった君は」
「僕の隣の席へと座り、机を並べたね」

「君は都会から転校して来たから」
「その当時の僕は、君に憧れていたのかも知れない」

「僕は君の何処に惹かれたのだろう…」
「君の笑顔、仕草、そして聲…」

「僕には全てが新鮮だった」
「そんな君は今は居ない」

「そう君は、この田舎からまた都会へと」
「引っ越ししてしまったんだ」

「僕に何も告げず」
「君は都会へと、引っ越ししてしまった」

「君と一緒に聴いた懐かしい音楽」
「君から借りたCDを、返すことも出来ずに」

「僕は今、大人になり君から借りたCD」
「『Secret base 〜君がくれもの〜』を返しに行く」

「最高の思い出を、ありがとう…」

【声劇】名もなき猫の詩♪

【声劇台本】名もなき猫の詩♪

《自分でやってみましたので、ご参考にどうぞ》

【以下台本】

《名もなき猫》

「僕は名もなき猫」
「孤独と愛嬌の無さが唯一の自慢だ」

「そんな僕に毎日話しかける少女がいた」
「その少女もまた、孤独と愛嬌の無さが唯一の自慢らしい」

「少女はいつも僕の隣で話しをする」
「暑いだの寒いだの、まるで興味のない話ばかりだ」

「ある日、少女は言った」
『友達になりませんか…?』

「笑えるぐらいに不安そうな顔をするものだから」
「返事代わりにそっと手を舐めてやると」「顔をくしゃっとして幸せそうに笑った」

「月日は流れ、二人で過ごす日々が当たり前となった頃」
「彼女は天国へと旅立った」「あの時と同じ幸せそうな顔で」

「僕は消えゆく彼女の温もりを感じながら静かに泣いた」
「愛を知ってしまった無慈悲な世界に訴え掛けるかのように…」

【声劇】先輩と夕立ち♪

【声劇台本】先輩と夕立ち♪

《自分でやってみましたので、ご参考にどうぞ》

【以下台本】

《先輩への想い》

「何時の日だろう…」
「先輩との夏の日の出来事」

「そう、あれは忘れもしない…」
「先輩と私の、夏の日の出来事である」

「私はあの日、夏休みの部活動を終え」
「そして学校から家に向かって、帰る途中であった」

「その途中、空が真っ暗になり」
「突然、夕立ちが降りだしたのである」

「私は慌てて、近くの軒下で、雨宿りをしていると」
「先輩も慌てて、私の居る同じ建物へと舞い込んで来た」

「そして先輩は、私にこう言ったのだ」
『僕の傘で、一緒に帰りませんか…?』

「突然の先輩からの申し出に、私は舞い上がって居たのかも知れない」

「その時、咄嗟に私の口から出た言葉は」
『私で、良いんですか…?』

「すると先輩は、恥ずかしそうにこう告げたのだ」
『僕とじゃ、嫌だったかなぁ…?』

「私は慌てて、先輩にこう言い返した」
『私で良ければ、お願いします…』

「こうして二人は雨の中、相合傘で家に向かったのである」

「その後の先輩と私の恋の行方は」「夏の日の入道雲が過ぎ去った後のよう」
「晴れ晴れと、晴れ渡って居たのだろうか…」

【声劇】愛相傘♪

【声劇台本】愛相傘♪

《自分でやってみましたので、ご参考にどうぞ》

【以下台本】

《僕の気持ち》

「君と初めてした相合傘」
「それはノートに書かれた、僕だけの甘酸っぱい傘」

「書いては消して…」「書いては消して…」

「届いて欲しいと願う気持ちは、いつも…」
「臆病な自分に、邪魔をされてしまう…」

「知らないよね…?」

「君の笑顔で、幸せになっている事も…」
「君の声で、胸が締め付けられている事も…」

「手を伸ばせばいつだって、触れられる距離なのに…」
「君の心だけには、近づくことも叶わない」

「今日は雨…」

「傘を忘れてきた君が、困った顔をして笑っている」「悩んで苦しんだ瞬間が…」
「もし、勇気へと繋がる一歩になるなら」「臆病な僕を、今日だけはお休みにしよう…」

「二人の名前が書かれたノートを、そっと閉じたら」
「握りしめた傘を、君の元へと届けるんだ」

「君へだけの…」「この想いをのせて…」

【声劇】兄妹喧嘩♪

【声劇台本】兄妹喧嘩♪

《自分でやってみましたので、ご参考にどうぞ》

【以下台本】

《コラボ完成バージョン》
♠️お兄ちゃん(古畑)
❤️妹ちゃん(古畑)

《兄妹喧嘩》

♠️「あー暑い、汗掻いた」「風呂沸いたか、俺が先に入ろっかなぁー」
❤️「駄目だよ、お兄ちゃん」「私が先に、入るんだから…」

♠️「何だよ…」「早い者勝ちだろ…」
❤️「『レディーファースト』って言う」「言葉あるでしょ…」

♠️「兄妹で俺がお前に」「『レディーファースト』って、言えるのか…?」
❤️「失礼ね…」「此れでもわたし、クラスで一番モテるんだから…」

♠️「わかった、わかった」「風呂沸いたから、早く入れよ…」
❤️「お兄ちゃんは此れだから」「学校でモテないでーす!」

♠️「うっせーな」「お前を好きになる奴って、ホントに居るのかよ…?」
❤️「お兄ちゃん」「お兄ちゃんみたいに、デリカシーの無いひとって」「ダサダサで、モテないんだから…」

♠️「お前、言ったなぁー」
❤️「お兄ちゃんこそ」「風呂、覗かないでよ…」

♠️「お前…」「お前、観られて困るボディしてるのか…?」
❤️「ひっどーい」「最低…」

【声劇】青春♪

【声劇台本】青春♪

《自分でやってみましたので、ご参考にどうぞ》

【以下台本】

《青春時代を振り返り》

「青春って、いったい何だろう…」

「そんな答えのない問題を、真剣に悩んでいたあの頃」「夢や希望を与えてくれるのは、何時も根拠のない自信ばかり」
「でも、その根拠の無いもの全てが、僕に勇気と可能性を与えてくれた」

「そう…」「そこには無限に広がり続ける、世界があったんだ…」
「だけど、何時からだろうか…」

「今ある全てのものが、当たり前となり」
「自分の心を満たす事が、出来なくなってしまったのは…」

「信じて居たはずの自分さえも否定し、投げだす日々」
「情熱が諦めとなり、諦めがいつしか無関心へと変わっていく…」

「青春と現実」

「あまりにも掛け離れた存在に、涙も出ない自分がここに居る」
「でも、だからこそ思うんだ」

「あの日、答えの無い問いに悩み」「苦しんだ、瞬間こそが紛れもない」「青春だったのだと…」

「そう、僕は思って居るんだ」

【小説】夏祭り 第15話「最終回」

幼い頃、二人で観た長岡の花火大会の話をして居たハヤトとサツキは
其の当時、ハヤトがサツキに言った言葉を、サツキは覚えていてくれたのだ

そして其の時のハヤトの気持ちが、今でも変わって居ないか、サツキはハヤトに確かめたのだった

ハヤトはサツキが、自分に対する好きだと言う感情が有る事を、確認する事が出来た
すると自分の中に押し込めて居た感情が、言葉として溢れ出たのだ

其の言葉とは
「サツキ、俺もだよ…」「今でもサツキの事、好きだよ…」

此の言葉であった
満天の夜空を染めあげる花火が、二人を照らし

其の輝きと音で、二人の心は突き動かされ
鼓動となって鳴り響いた

もう言葉にする必要も無い、二人は時折見つめ合い、そして花火を眺めて居たのだ

此の夏の花火大会から、ハヤトとサツキの恋は再び始まった
だが、サツキは都会の大学に進学してから、ハヤトとサツキは次第に、連絡を取る事も無くなって行ったのだ

そしてハヤトは親の家業を継ぎ、今では地元の新潟市で、小料理屋を営んで居る
友達の話によると、サツキは東京の大学に進学し、今では結婚して子供も居るらしい

そんなサツキは、僕に初恋を教えてくれた大切な想ひでの女性として、今でも僕の心のアルバムの中にあるのだった

終わり

【小説】夏祭り 第14話

八代神社の境内から、花火大会の花火を観て居たハヤトとサツキは
花火を観ながら、こんな会話を交わしたのだ

「ハヤトくん…」「昔、一緒に観に行った花火大会覚えてる…?」
こうサツキがハヤトに言うと、ハヤトはサツキに向かって、こんな言葉を言った

「サツキ…」「もしかして、長岡の花火大会に行った時の話…?」
ハヤトがサツキにこう言うと、サツキは嬉しそうに、ハヤトにこう言葉を発した

「ハヤトくん…」「あの時、ハヤトくんが、わたしに言ってくれた事、覚えてる…?」
こうサツキがハヤトに言葉を掛けると、ハヤトはサツキに向かって、こんな風に言ったのだ

「サツキ…」「昔の事だから、覚えて無いよ…」
ハヤトはこうサツキに惚けたのだった

するとサツキはハヤトに向かって、こんな事を言った
「ハヤトくん…」「あの時、ハヤトくんからの気持ち」「今でもわたし、同じだから…」

此の言葉を聴いたハヤトは嬉しくなり、ハヤトもサツキにこう言ったのだ
「サツキ、俺もだよ…」「今でもサツキの事、好きだよ…」

こうハヤトは自分の気持ちを、サツキに伝えたのであった

つづく…

【小説】夏祭り 第13話

八代神社の境内から、花火大会の花火を観る事になった、ハヤトとサツキであるが
二人は幼い頃、一緒に花火をした時の事を思い起こし、こんな会話を交わしたのだ

「ハヤトくん…」「昔、一緒に花火した事、覚えてる…」
こうサツキがハヤトに言うと、ハヤトはサツキに

「サツキ、覚えてるよ…」「一緒に線香花火、競争したよなぁ…」
ハヤトはこう、サツキに向かって言ったのだ

其の時、サツキは嬉しそうに、ハヤトにこう話し掛けた
「ハヤトくん、いっつもムキになって…」「負けたらもう一回、勝負だって言ってたよねぇ…」

此のサツキの言った勝負とは、線香花火の火の玉が
どちらが長く、最後まで落ちずに居るかと言う事を、言って居たのだ

そんな話を、二人で暫くして居ると
二人の目の前に、天高く大きな花火大会の花火が上がった

此れを観てサツキは、ハヤトにこう言葉を掛けた
「ハヤトくん…」「ハヤトくんとふたりで、花火が観られて良かった…」

此のサツキの言葉を聴いたハヤトも、今観ている花火と
幼い頃、サツキと一緒に線香花火をした時の事を重ねて

サツキの事を、とても愛おしく感じたのだ
しかしハヤトはサツキに、自分の此の気持ちをサツキに悟られまいと

自分の心の中に、此の感情を押し込めたのであった

つづく…