【ご報告】「第35回 医学哲学・倫理学会」で登壇決定

「第35回 医学哲学・倫理学会」で個人発表することが決定しました。

学会:日本医学哲学・倫理学会
期間:2016年11月5日(土)~6日(日)
場所:兵庫県立大学明石看護キャンパス(大会長:丸橋 裕、実行委員長:樫 則章)

大会テーマ:「誕生と死との〈あいだ〉を生きる人間」

発表テーマ:終末期医療
私の題目:「尊厳死」と「安楽死」
発表日時:2016年11月6日(日)9:00~(報告:20分、質疑応答:10分 計30分)

わたしが2年ほど前、一般財団法人 尚徳学園で上級コースを卒業する際に書いた「論文」を元に書き下ろした内容となっています。
ですので、今回の学会発表のために書いていた訳ではありません。

しかし、たまたまテーマがリンクしていたので、学会の研究発表として出させて頂きました。
発表者や参加者の皆さんは博士号をお持ちの方たちで、ある意味それが最低限のステータスの学会です。

また、わたしはと言うと、博士号は持っておりません(学士です)。
必修条件の博士号を持っていない自分がなぜ学会に入れたかと言いますと、一般財団法人 尚徳学園 理事長 坂本 尭 先生のおかげです。

坂本先生は、聖マリアンナ医科大学 名誉教授で「日本医学哲学・倫理学会」を創始した1人です。

わたしは、理工学部 電気・電子工学科を卒業し、中小企業の某メーカーの開発部門で仕事をしていましたが、2001年に「うつ病」を発症し、そして2007年に躁転して「双極性障害(躁うつ病)」と診断されました。

そして、やむなく会社を退職せざるおえない状況となり闘病生活に入りました。
2013年まではずっと引きこもりのような生活を送ってきました。

しかし、2013年秋に一般財団法人 尚徳学園と出逢い自分の人生が一変しました。
それまでのわたしは、「うつ」と「躁」の繰り返しで、先の見えないトンネルをずっと送る生活を送り続けていました。

2度にわたる精神病院への入院と、ベルトで首を吊って自殺企図もしました。
「自分には価値がない人間で生きていても仕方ない…」

と悲観した人生を送っていました。
一般財団法人 尚徳学園に出逢うまでは…

坂本先生は、そんなわたしを温かい心で迎えてくれました。
坂本先生が教えてくれたのは、「人間の素晴らしさ」「生きる意味」「価値ある生き方」です。

それは「哲学的スピリチュアルケア」という学問です。
「哲学的スピリチュアルケア」では、「哲学」「スピリチュアルケア」「心理学」と三位一体の学問を教わりました。

それぞれの学問は人間を司るのに必要な「人格(人間性)」を学ぶための学問で、それは教えられるのではなく、自分で探求する学問です。
わたしもそのために色々と自分で調べ、関連する本を読んだり、関連するセミナーや講演会に足を運んだりしました。

そして学んだ学問を実践に活かすため、心理学の臨床が学べるカウンセリングの専門学校へ行きました。
また、そこで色々な心理療法も学び、それぞれの心理療法の意味する根底には、一般財団法人 尚徳学園で学んだこととシンクロしていることに気がつきました。

わたしは今、新宿で心理カウンセラーをしています。
現実の厳しさを痛感しております。

幸いわたしは、いまだに心療内科に通院しており、自立支援、障害者手帳2級、障害者年金を頂いてなんとか生活しています。
でも、日々やるべきことはやっているつもりでいます。

そして今回、「第35回 医学哲学・倫理学会」で個人研究発表をする機会を頂きました。
私以外の発表者は皆、大学の名誉教授、教授、准教授や研究者クラスの方たちばかりです。

有名どころでは、哲学会の巨匠で京都大学名誉教授 木村 敏 先生、またアドラー心理学「嫌われる勇気」で有名になった岸見 一郎 先生などがいます。

わたしと同日の11月6日(日)に公演されますので、わたしはお二方の前座みたいな形になるかと思います。
わたしは別にそんなことは気にしません、自分のパフォーマンスを発揮するだけです。

ある意味、学会で発表できることはステータスみたいなものです。
ですので、交通費や宿泊費、学会参加費などは全て自費です。

しかし、自分の考えを伝える場所を与えてくれた皆さんに感謝の意でいっぱいです。
わたしのような「学」のない人間でも評価して下さったのですから。

わたしの持てる力を精一杯に発揮して来たいと思います。
最後に、坂本先生、そしてわたしにアドバイスや助言を下さった皆さま本当にありがとうございます。